ベルガモット。私にとっては春の香りのイメージです。
以前、沈丁花の香りがするって言った方もいらっしゃいました。
先日、後輩がトリートメントを受けに来てくれました。
春のようなふんわりとしたやさしい印象の彼女を朝からイメージして、ベルガモットを使いたいなと思っていました。実際にお会いして、いざ香りを決めようとしたとき、彼女もベルガモットを使いたい!と言ってくれ、「やっぱり」とそのことを話してふたりして笑ってしまいました。
今まで多くの方をトリートメントさせていただいてきましたが、こんなふうに香りのマッチがうまくいくのは実はそんなに多くはありません。いい香りが生まれることはたくさんあるけれど、あれ、もう少しこんな風にすればよかったかなとか、反省しきりの日々。まぁ、これでいいと思ってしまってはセラピストとしてはそこで止まってしまうと思いますが・・・。でも、この日はなんだかすごくgive&takeのトリートメントができた気がしました。
トリートメントが終わって、彼女が「お疲れ様でした」と紅茶をくださったのです。実はある区切りのトリートメントだったので、気遣ってくれたのですが(やっぱりやさしいですな)、なんとアールグレイ! ベルガモットを香りづけにしている紅茶です。しかも「Yukikoさんをイメージしてベルガモットの紅茶にしようと思ったんです、さっき実は言おうとしたんですが・・・」とのコメント。すごいシンクロ! とても心に残るトリートメントになりました。これからも春になって、ベルガモットの香りをかぐたびに彼女のこと、この日のトリートメントのことを思い出すのでしょう。香りと記憶の不思議な結びつき・・・だから、アロマセラピーはやめられない。
そして、この紅茶。今まで飲んだどんなアールグレイよりもベルガモットの香りがしました。
すごく嬉しかった。どうもありがとう♪
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by mawu_y
| 2008-04-04 02:28
| aromatherapy